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こちらも前回からの続き、美容師1年目を育てる先輩の心構えの中にある【3.コミュニケーションとは?】になります。
皆さんの中でのコミュニケーションとはなんでしょうか?よく美容師業界で、【飲みにケーション】という言葉があります。これはかなり浸透しているコミュニケーションのツールになってると思います。
ですが、本当にそれはコミュニケーションですか?
プライベートでどれだけ一緒にいたか、飲んでどれだけ語ったか、どれだけ自分をさらけだしたか。
多少はコミュニケーションになると思います。
でも、本当のコミュニケーションを忘れてたら全く意味なし!!
1.後輩の本音
2.ギャップ
3.現場での関係
4.まとめ
《1.後輩の本音》
まず、このようなのはきついですね。
いきなりその日に誘われる。まずビビリますね、しかも断れない雰囲気なので、誘われたにも関わらず金欠なのに、割り勘で代行で帰らなければならない。
もうこの時点で帰りはお金の損感情しか残ってない子が多いんじゃないんでしょうか?
しかも内容は…
- 周り、会社へのグチ
- 仕事の説教
- 男女関係の自慢、グチ
などなどです。その中でももちろん自分の夢や、後輩を褒めたり、激励したりする先輩もいると思われます。
でもその話、2時3時まではキツいです。・゚・(*/□\*)・゚・。
もう終盤は聞いてませんし、明日の仕事起きれるか。それだけを考えたりしてる子も多いでしょう。
基本長話は聞いてません。すいませんが現実です。
《2.ギャップ》
ギャップというのは、ジェネレーションギャップではなく、会社の先輩とプライベートでの先輩のギャップです。
会社ではいつも無口で、ピリピリしていて近寄りがたく。
いつもグチグチ怒ってきたり。
まったく掴めない先輩。
それが飲みにいくとベタベタしてきて甘えるような感じだったり。
よかれと思い先輩は優しくしたり、こんな自分なんだよ、と心を開いてもらうつもりが。
逆にドン引きさせてしまうケースは少なくありません。
ハッキリ言って、一年目には受け止めきれません(((;⁻̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦д⁻̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦̦᷅;)))
いらないギャップでしたね。先輩は先輩で必死なのですが。一歩間違えたらもうその壁は消えません。笑
《3.現場での関係》
飲みの席でいくら語っても、いくら優しい先輩を見せても、いくら後輩を褒めても
まったく無意味!そう言った理由は。
コミュニケーションは基本的に………………。
仕事のやりとりで9割決まるからです!!!
ちゃんとそこで信頼関係を得て、仕事で叱る時も相手を配慮し、自分の夢を語りながら熱く話が出来ていれば。
飲みにケーションはより質の良い物に変わります。
例えば、「この前のあの仕事進んでる?手伝う事ない?」
「さっきのあの行動はどうしてそうやったの?…そうか、〇〇さんも間違えてないね。でもこういうやり方があるよ!〇〇さんの信念もしっかりあるからね⭐︎でも会社の理念は〇〇だからそこを優先順位では一番にしないといけないよ!って。こんな風に〇〇さんも次の一年生の子に伝えてあげてね( ^ω^ )」
だったり。時には熱く叱るけど、ちゃんと相手の考えもわかった上で伝えていく。
後輩に頼む時も「〇〇しといて」
ではなく、「〇〇お願いしていい?」
など、基本相手を尊敬した態度でコミュニケーションを重ねていきます。
一年目の子は、仕事はまだまだわからない子が多いですが、人間的にバカではありません。
人としてちゃんと人格を持つ子が多いですし、ちゃんとしてします。
だからこそ相手に対しての自分の態度もより見られます。
仕事でのコミュニケーションはその先輩が自分をちゃんと分かろうとしてくれてるのか。
先輩の人としての部分も見ています。
その上で後輩はプライベートでの先輩との時間に心を開きます。
《まとめ》
一年目の子が辞めない為に。
先輩の心構えとは?
をご紹介してきましたが。なんとなりお分かり頂けましたでしょうか?
基本的に、自分の器、人間性を深める為にも一年目の子の目線に立ち。
自分の考えが正しいと思わない事。
正しいコミュニケーションを仕事でとり、見せかけの飲み会。
相手の外見を褒めたり。恋愛話でコミュニケーションをはかっても意味がありません。
後輩の子は見ています。相手に敬意を表して関わって行きましょう。